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インタビュー・カンボジアで出会った日本人(2)

今日のカンボジアで出会った日本人は視察でプノンペンを訪れた四方健太郎さんです。

彼の職業を紹介する前に、彼の面白い経歴について少し触れようと思います。

世界一蹴の旅?!サッカーワールドカップ出場32カ国周遊

彼は2010年南アフリカW杯を目前にして、W杯32カ国を回り、そのまま南アフリカに入る『世界一蹴』の旅をやってのけました。

この世界一蹴の話だけでインタビューが終わってしまいそうなので、気になる方は彼の著書を参考にして頂ければと思います。

(『世界一蹴の旅』、『世界はジャパンをどう見たか?』)

帰国後は、世界約70カ国を実際の目や耳で体感してきた経験をもとに企業と人材の開国化を目指し、組織変革・グローバル人材育成の領域に従事。
2012年、株式会社JIN-Gに執行役員として参画。開国ジャパンプロジェクト主宰。

(株式会社JIN-G websiteより引用)

そして彼は今回、海外視察の一環でカンボジアを訪れました。

しかし、それ以上に彼にとっては思い入れのある国で、大学生の頃に初めてのバックパッカーで訪れたのがこの国だったのである。

当時はシェムリアップしか訪れなかったことと、周りから首都プノンペンの目覚ましい経済成長の様子を聞かされる度に実際に自分で訪れたいと思っており、今回の運びとなったようです。

『空が広くて、食事も美味しくて住みやすそう。直感的にここまでいいと思うのは、アジアの他の国では感じなかったですね。』

初めて訪れたプノンペンの印象を聞くと、彼が海外研修サービスでよく訪れている隣国ベトナムのホーチミンと比べて、道路が広く、街全体が整然としている印象を受けたと話してくれました。

インタビュー中や移動中もしきりに『カンボジアいいですねー、道路も広くて、空がきれいですよ』としきりに空を見上げていました。

これに関しては、ポル・ポト政権時、民衆は首都からの強制退去を求められ、プノンペンは一時期ゴーストタウンと化していたので、内戦が終わった後に都市計画が進めやすかったことが関係していそうである。

続けて、これは多くの日本人が口を揃えて話すことですが、食事が美味しいとカンボジアの味付けが気に入ったようでした。

『コンサルタントという職業柄、数字やデータで詰めていくことももちろん大事なんですけど、

やっぱりその国の食事であったり、天候であったりと直感的な部分って大事なんですよね』

実際にビジネスとして進出する以上は、必然的にその国で過ごす時間が増える。

そのようなアナログの部分こそを大事な判断材料の一つに加えることが、海外進出を進めやすくする秘訣なのかもしれません。

そして早速彼はこの年内にカンボジアへの週末視察ツアーを計画しており、現在はベトナムなどを中心として行っている海外教育研修の舞台の候補地としても考えているようです。

この海外教育研修であるが、『ミッション・コンプリート』なる名前で、 異国の地で与えられたミッションを、必ず遂行しなければいけないという、成果を求められる実践的なビジネス疑似体験型の海外研修です。

このサービスには、グローバルにビジネスで活躍する人材を育てたいという彼の熱い思いがあります。

『日本の社会を担う日本の会社の方々と共に、日本にインパクトを与えたい』

『ヒッピーであったり、旅人であったり、世界を見てきた人間ってみんな世界に出るべきだとかグローバルだって同じことを思うんですよ。

だからそれを伝えるためのブログであったり、著書であったり、今まで多くの人がしてきたと思うんです。

でも彼らはあくまでビジネスマンではないから、社会に聞きいれられない部分があって。』

私はこの部分に共感しました。

やはり彼らヒッピーと呼ばれるような人々や旅人と呼ばれるような人々は、自分が見てきた世界と、それによって築いた世界観が強いせいか、 自分のライフスタイルであったり、服装であったり、言動などに異質なオーラを持つ人が多いように感じます。

多様性が認められない風潮がある日本の社会において、彼らの声はあくまで異質な声として処理される。

『だから日本の会社、そして会社の中で人材のマネジメントを司る人事部の方々とともに、そのグローバルの風をぶつけることで、ある種の翻訳のようなポジションになれたらって思っています。』

最近では日経新聞でもこのサービスが取り上げられて、各方面から注目を集めており、これからこのサービスがどのようにして日本にインパクトを与えていくかが楽しみですと語っていました。

これからさらに加速するグローバルな環境の中で、自分に何が出来るかということを心から楽しみにしているように見えました。

世界一蹴というアクロバティックなプレーを魅せてくれたファンタジスタ

次はこのカンボジアでどんなプレーを魅せてくれるのか。

彼のブログを読んでファンになった一人として、楽しみになりました。

『ミッション・コンプリート』を始め、コンサルティング事業、エデュケーション事業を手がける株式会社JIN-GさんのHP:http://jin-g.com/index.php

彼はまた開国ジャパンプロジェクトなる世界で活躍する日本人にスポットをあてた、日本のグローバル化を促進するプロジェクトの主宰を務めています。

世界各国の色々な経歴を持つ人間がコラムなどを寄稿しており、その国の生活慣習などをダイレクトに感じれることが出来ます。◯◯の国に住んでみたいな〜と思われている方は、こちらでその国の方のコラムをチェックしてみると面白いかもしれません。

開国ジャパンプロジェクト:http://kaikoku-japan.net

インタビュー・文:大崎 章弘

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