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ケップに行こう!!

〜ちょっと穴場的なカンボジアナビお勧めスポットを紹介します〜

 

フランスの高級官吏に愛され、シハヌーク前国王も魅了された半島

ケップはカンボジアの南部に位置し、プノンペンからバスで3時間程(6〜8$)で行けます。小さなケップ半島は、丘と海の対照が織りなす自然美に恵まれており、フランス統治の植民地時代、当時の植民地高級官吏や独立後の外国人顧問に気に入られ、彼らが多くの別荘を建てていました。カンボジアの上流階級も彼らにならうように、この地に別荘を建て、前国王シハヌークも丘の上にタイ湾を見渡す別荘を建てていました。

時代は変わり、クメール・ルージュがこの国を支配し始めると、ケップは放棄され、どの屋敷も破壊され、弾丸や爆弾の跡が残るだけとなりました。

この国の激動の時代を見守っていたであろう当時の別荘跡が草木の中に埋もれながら廃墟として残っており、何とも言えない無常感を感じさせてくれます。

そして現在になり、カンボジアのビーチとして旅行者にも大人気のシアヌークに対し、隠れ家的な海辺の保養地として欧米人を中心に注目が集まっております。

蟹がお出迎えしてくれるシーフードの町・ケップ

  

蟹のオブジェクトが海に建てられている程に、ケップの海鮮料理は新鮮で美味しく、これらを目当てに訪れる方も多い程です。お勧めはサンセットを見ながらの蟹チャーハン、海沿いにレストランが並んでいますので、最高のロケーションで新鮮な海鮮料理を味わうことが出来ます。

  

ビーチ沿いには『かに市場』と呼ばれるローカルの市場もあり、揚げられたばかりの海鮮料理を食べることができます。多くの屋台なども並び、値段もリーズナブルで、お腹を空かせてブラリと訪れてみてはいかがでしょう。

サンセットショーを楽しみながら、海岸線を静かに散策

ケップには、ケップビーチがありますが、海岸線の多くは磯浜で海水浴にはあまり不向きです。

 

ハンモックが用意された休憩小屋が並び、この海岸線はサンセットの絶景ポイントでもあり、ほとんど旅行者のいない海岸道路をのんびりと散策するのがお勧めです。

素朴な魅力で南国情緒溢れるウサギ島、ラビットアイランド

日中には40℃を超すことも珍しくないカンボジアではやはり海水浴をしたくなるのですが、そんな時にはこちらのラビット・アイランド。名前の由来はそのままで、島がウサギの形をしていることに由来し、ケップの海岸からローカルボートで15分~20分で着きます。値段は他の旅行者とタイミングよく乗り合いすることが出来れば5$以内ということも可能ですが、往復で10$前後で見ていれば大丈夫だと思います。(ボートの値段、時間などはシーズンなどに応じても変わります)

ボート乗り場の目印は下のいるかのオブジェです。この乗り場でお酒や水着なども売っていますので、島に渡る準備はここで。プノンペンや他の都市までのバスチケットも購入出来たり、ジープやモーターバイクのレンタルも可能です。

  

ラビットアイランドではバンガローにて、宿泊も可能です(10$以下)。ボート乗り場でバンガローの宿泊の予約を薦めてくる代理店の人がいますが、島に渡ってから予約した方が安いです。ホテルのようにキレイとは言えないので、下記の写真を参考にして頂ければと思います。蚊帳を用意してハンモックで寝ているような旅行者もいます。

 

ビーチ沿いにはハンモックが用意され、各々がゆっくりとした自分の時間を楽しんでいます。それほど大きい島でもないので、島に宿泊している人数も少なく、島内で仲良くなり、一緒に行動を共にしたり、情報交換が行われたりと、素朴な魅力に包まれています。

  

ココ椰子や熱帯の木が多く、南国情緒溢れる島で、魚も周りには多くシュノーケリングも楽しめます。(島にレンタルはないので、各自用意が必要)

また島のレストランも海鮮料理を使ったメニューが美味しく、ビーチ沿いにはマッサージ屋さんも点在しており、波の音をBGMに潮風にあたりながらのマッサージは格別です。

そしてお勧めがこのラビットアイランドのビーチからのサンセットショーです。お気に入りのハンモックに揺られながら、ベンチに座って恋人とビールを飲みながら、砂浜で寝転がりながら、みんなが各々のサンセットショーを楽しんでいます。

  

そのままの自然が残された山の中を冒険体験

ケップの半島部全体は国立公園に指定されており、手つかずの自然の宝庫に囲まれています。そして、山全体が熱帯樹林に覆われているケップ国立公園の中をトレッキングすることが出来ます(2時間〜2時間半ほどで一周)。運がよければテナガザルも見れるように、野生の熱帯植物、昆虫や動物が数多く生息しています。トレッキングコースの所々に眺めが開けた場所があり、ベンチなどが用意されており、そこからのケップの街や海は絶景で、トレッキングの疲れを癒してくれます。(写真右下は休憩所のベンチからの眺め)

 

ここで、お勧めは公園内にある眺めが抜群のカフェ『Led Zep Cafe』(下記写真は店内の様子と店内からの眺め)

  

お店の名前にもあるようにLed ZeppelinやBeatles、Jimi Hendrixなどのrockがお気に入りのフランス人のオーナーによる選曲でちょうどいい音量で音楽が流され、自然とマッチした手作り感の店内とcafeからの景色は絶景です。

サンセットロックからタイ湾とサンセットショーを独り占め

国立公園内にある電波塔を目印に、その裏から登山道で15分程で剥き出しの大きな岩が見えますので、そこからの眺望は素晴らしく、タイ湾に沈んでいくサンセットショーを楽しめることができます。

  

サンセットポイントはカンボジア中の至る所にあると思いますが、ここのサンセットロックはほとんど人がいないので、静かな中で大自然を感じれる少ないスポットだと思います。

(※トレッキングコースには灯りもないため、完全に日が落ちてからの行動は危険です。自己責任となりますので、少なくともライトなどの用意を。)

色々とご紹介させて頂きましたが、お勧めするのは1泊はラビットアイランドに宿泊して、1泊はケップに宿泊するというコースがお勧めです。

もちろん日程に余裕があれば、ゆっくり滞在して、ケップ半島の素朴な自然を思いっきり満喫してみて下さい。

そんなに見所がたくさんあるところでもないですが、美味しいシーフードを食べて、観光客もほとんどいないような静かなところで大事な友人や家族、恋人と夕陽を楽しむ。まだまだ手つかずの観光地ケップで、あなただけのお気に入りのサンセットスポットを見付けてみてはいかがでしょう。

プノンペンでやシェムリアップでは気付けなかったカンボジアの素朴な魅力があなたを待っています。

文:大崎 章弘

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