ホーム > シェムリアップ > 観光スポット(遺跡)

観光スポット(遺跡など)

世界遺産のアンコールワットが有名すぎるためか意外に思われる方も多いのですが、この地域には百を超える宗教施設、遺跡が点在しております。このシェムリアップという地域は当時東南アジア最大を誇った大帝国の都であり、アンコールワットはその都のシンボルである一つのお寺なのです。

ですので日本でいうと京都や奈良のように色々な宗教施設、遺跡があります。その中でも自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょう。そのお役に立てそうな情報をまとめました。

アンコールワット(Angkor Wat)

  

12世紀前半アンコール王朝の時の王・スーリヤヴァルマン2世によって30年を超える年月をかけて、建設された寺院で『王都の寺院』を意味し、国旗にもなっているほどカンボジアの人にとってはシンボルとなっている。

ヒンドゥー教三大神のなかのヴィシュヌ神に捧げられたヒンドゥー教寺院であると同時にスーリヤヴァルマン二世を埋葬した墓でもあります。寺院はヒンドゥー教の信仰の対象であると同時に、死後に王が住む場所でもありました。

そしてアンコールワットは参道をたどるようにして、少しずつ中心に近付き、最後には中央祠堂という最も神聖な位置に辿り着きます。

ここは宇宙の中心を意味し、ここにヴィシュヌ神が降臨し、王と神が一体化し、まさに生き神となります。新たに王位に就いた際には、ここで式典などの行事を行っていたようです。

正面が西を向いており、午前中は逆行になるので、午後から訪れることをお勧めします。アンコールワットの背後から上るように朝日があがる様子は圧巻で、朝日を見るために夜明けから訪れる人も多いです。もちろんこれらも計算されており、当時の王が太陽の光によっても王権を神格化しようとしていた様子が分かります。

アクセス:町の中心部から約5km、車・トゥクトゥクで約15分。
この周辺の遺跡などは点在しており、1日トゥクトゥクなどのドライバーをレンタルして回るかバイクをレンタルするのがベターです。
料金:値段は1日券(20$)、連続3日券(40$)
購入日から1週間以内の任意の3日券(40$)、連続7日券(60$) 、任意の7日券(70$)
※料金所でチケットを購入してください。
※11歳以下は無料です。

バイヨン寺院 (Bayon)

  

アンコールワットの造営から遅れて、半世紀後に一辺3kmで囲まれた王都アンコール・トム

(大きな町)が作られました。その中心に位置するのがバイヨン寺院です。

12世紀末に建設された、『クメールの微笑み』と称される観世音菩薩のモチーフで有名な寺院です。この王都を建設したのが『クメールの覇者』と呼ばれるジャヤヴァルマン7世です。

そしてジャヤヴァルマン7世は熱心な仏教徒であり、アンコールワットがヒンドゥ教寺院なのに対して、このバイヨンは仏教寺院です。そしてさらに面白いのがアンコールワットの中央祠堂も宇宙の中心を表していましたが、アンコール・トムの中心であるバイヨンも宇宙の中心を表していることです。

アンコール王朝の歴史に名を残す2人の王の宇宙観、そして2つの宗教の宇宙観に思いを馳せて比べてみてはどうでしょうか。

  • アクセス:町の中心から約9km、アンコール・トム南大門から約1.5km

バプーオン(Baphuon)

 

『隠し子』という意味をもつ遺跡で、3層からなるピラミッド型寺院です。東塔門を入ると、長さ約200mにも及ぶ円柱列による『空中参道』が続く様子は圧巻です。

隠し子伝説:その昔シャム(現タイ)の王様とカンボジアの王様は兄弟でした。ある時シャムの王様が自分の子供をカンボジアの王様に預けます。しかし、これはシャムの王国の策略で将来はシャムの王子にこの国を乗っ取られるかもしれないと考えたカンボジア側はシャムの王子を殺します。これに激怒したシャム王はカンボジアに大軍を侵攻させます。その時にカンボジアの王妃が自分の子供が報復として殺されないようにこの寺院に、子供を隠した事から隠し子=バプーオンと言われるようになりました。

王宮(Royal Palace)

 

バイヨンから北へ向かう道に沿って、東西600m×南北300mの周壁に囲まれた位置にアンコール期を通じて王宮があったとされており、天上の宮殿、男池、女池、王宮跡などを見ることができます。

ただし、王宮は木造であったために、その痕跡は残っておらず、周辺には屋根瓦や陶器の破片などが散在している様子が見られます。

象のテラス(Elephant Terrace)

 

王族たちが閲兵を行った王宮前にあるテラスで、350kmにも及ぶ。外壁にはガルーダやゾウの彫刻が躍動感ある形で描かれており、壮大なスケールを前にするとアンコール王朝がどれだけ強大であったかが分かります。

ライ王のテラス(Leperking Terrace)

 

三島由紀夫の戯曲『癩王のテラス』で知られたテラスで名前だけは知っているような方も多いと思います。

テラスの上のライ王像が記念撮影スポット。ライ病に掛かった王だとする説と、ヒゲと牙があったことから閻魔大王とする説があります。

タ・プローム(Ta Prohm)

  

創建時はジャヤヴァルマン7世が母のために造った仏教僧院でありましたが、後にヒンドゥー教寺院に改宗されたと見られており、仏教色の強い彫刻の多くが削り取られ、ポッカリと空虚になっている部分も見られる。東西約1000m×南北約700mの壁に囲まれた広大な敷地の中にある。周壁の内部は迷路のように入り組んでおり、大木が遺跡を侵食している様子が神秘的な雰囲気を醸し出す人気の遺跡です。

トゥームレイダーの撮影で使われたことで有名で、現在はアンジェリーナ・ジョリー寺院と改名されたそうです。アンジーが養子にしたマドックス君もこの地方の出身ということもあり、カンボジアでもアンジー人気は高いようです。

ベンメリア遺跡(Beng Mealea)

  

アンコール・ワットから東へ約40km程の少し郊外にある巨大寺院です。アンコールワットと類似点が多く、東のアンコールワットと呼ばれています。遺跡は深い森の中に埋もれており、修復が進んでおらず、遺跡発見当時の姿を目の当たりに出来るので探検気分を味わえるのが魅力です。

真意の程は分かりませんが(ジブリにより明言されていないため)、『天空の城ラピュタ』の舞台とも言われており、ひっそりと森の中に佇む巨大寺院の様子は納得させるのに十分な厳かな雰囲気を持っています。

一番右の写真は東門テラスのナーガ像で、5つ頭の状態の良いナーガ像が残っており、人気撮影スポットになっています。

シェムリアップ

Copyright ©カンボジアナビ All Rights Reserved. Powered by United Futures, Inc.