カンボジアの金融情報
現在(H13年2月26日)のカンボジアの金融情報のご紹介です。
資産運用の環境としては魅力的な環境が整っていると思います。
これを機会に資産運用の一つとしてカンボジアという国を考えてみてはいかがでしょうか。
■株式市場
2011年7月に証券取引所が開設されました。2012年4月にプノンペン水道公社が上場し、初値は9400リエル(1$=約4000リエル)と公募価格6300リエルの49.2%高と値幅制限の上限に達する幸先の良いスタートを切りました。同証取のホン・ソクホーCEOは『5年以内に20社の上場を目指す』とも語っています。この大成功を見て、多くの民間企業も上場に意欲を見せており、この後も政府・民間の企業の上場が続々と予定されており、今後この国の成長に合わせて盛り上がりを見せるカンボジア市場は伸びしろが計り知れません。
現在の株価
■銀行預金
◯定期預金:定期預金の最低預け入れ金額は銀行によって異なりますが、『500米$〜2000米$』程度になっております。どの銀行でも1ヶ月から3年程度の定期預金があり、年間利息は5%~7%と非常に高くなっておりますので、日本の利率と比較するとはるかにお得です。ドル預金を金利5%で運用できる国は他になく、資産運用においては非常に魅力的な環境です。(現地通貨のリエル建ても選択出来ます、やはりインフレリスクなどはあるものの利率は7%です)
普通預金:普通預金の場合は預け入れ金額により、金利が変動する仕組みの銀行が多いです。日系銀行のマルハンジャパン・バンクでは、5000米$以上で年利1.5%と日本では考えられないような利息がつきます
2012年12月1日現在の主要金融機関のUSドル建て定期預金金利
商業銀行
1ヶ月 |
3ヶ月 |
6ヶ月 |
1年 |
|
Union Commercial Bank |
2.50% |
3.50% |
4.50% |
5.50% |
Phnom Penh Commercial Bank |
2.50% |
4.20% |
5.20% |
6.20% |
MARUHANJAPAN BANK |
1.00% |
2.00% |
3.00% |
4.50% |
Cambodia Asia Bank |
2.50% |
3.50% |
4.50% |
5.50% |
Foreign Trade Bank |
1.00% |
2.50% |
3.50% |
4.75% |
マイクロファイナンス:日本の信用金庫的金融機関
1ヶ月 |
3ヶ月 |
6ヶ月 |
1年 |
|
PRASAC |
2.50% |
3.50% |
4.50% |
5.50% |
AMRET |
2.50% |
4.20% |
5.20% |
6.20% |
SATHAPANA |
1.00% |
2.00% |
3.00% |
4.50% |
カンボジアで口座開設、株式投資に関する詳細・お問い合わせはこちらまで。
併せて下記に必要なものの一例を載せます。(もちろん各行、各会社により多少の違いはあります)
■持ち物
・パスポート
・銀行アカウント情報(日本の銀行のもので大丈夫です)
・写真2枚(パスポートサイズ)
■費用
・手数料5ドル
・写真撮影代1ドル(写真をお持ちでない場合は証券会社で撮ります)
・入金100ドル〜(入金のみで、取り引きをする訳でありません)
→合計105ドルです(写真込みの場合は106ドル)
■書類記入事項
・お名前、ご住所、連絡先等
・学歴、職歴、投資経験など(簡単な記入です)
・数カ所のサインと拇印
■時間
40分程度