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コラム

一問一答:カンボジアで暮らす若者たち

シェムリアップで働く2人の若者へ、一問一答。等身大の言葉から見える、現地の暮らしと挑戦。

カンボジアで暮らし・挑戦する若者2人への一問一答インタビュー。旅や暮らしの下調べに、あるいはかつて訪れたこの国を思い出すきっかけになれば嬉しく思います。(内容は当時のものです)

宮川友希さん(当時21歳・NPOインターン)

シェムリアップに約9か月間滞在し、大学を休学してNPO法人かものはしプロジェクトでインターンとして働いた宮川さん。「国際協力に自分がどう関わりたいのか確かめたかった」こと、そして『最終的には現地化=カンボジア人自身が運営できるように』というNGOの理念に強く惹かれたことが、参加の動機でした。生産した商品の多くを国内の直営店で売る仕組みにも共感したといいます。

忘れられない失敗

クメール語で書かれた契約書に、本来は代表がサインすべき欄まで自分の名前を書いてしまい、新店舗のオープンが3日遅れた——今では笑い話ですが当時は顔面蒼白だったそう。

雨季の洗礼

家の前の道が膝下まで冠水し、泥水の中を出社。スタッフの家は3日間も停電・断水が続き、インフラの弱さを痛感したと語ります。

心に残る一枚

苦手だと言いながら自分からお店のPOPを描いてくれたスタッフ、自信なさげにディスプレイを工夫してくれたスタッフ——彼女たちとの日々がいちばんの思い出。

好きなところ/苦手なところ

困っている人には声をかけ、たわいない会話が生まれる“距離の近さ”が好き。一方で、一人が好きな性分には少し近すぎることも(今となっては恋しい、と笑います)。

熊田貴行さん(当時24歳・飲食店オーナー)

2013年7月からシェムリアップで暮らし、自分で事業を始めた熊田さん。「若いうちに、少ない資金と自分の判断で大きな失敗や挫折を経験したかった」と、あえて縁もゆかりもないカンボジアを選びました。周囲の「ラーメンか寿司をやれば?」という声にはあえて背を向け、「みんなが否定することの中で成功できたら気持ちがいい」と挑戦の道を選びます。

出発前夜

何のプランもないまま出発し、その無謀さに気づいて成田空港のトイレで涙ながらに——というほど不安だったそう。

洗礼の数々

節約しすぎて栄養失調で倒れ点滴、一時は15kg減。雇って3日のスタッフに財布のお金を持ち逃げされたことも「自分の責任、いい経験」と前を向きます。

HUNGRY BEAR

シェムリアップのアンコールナイトマーケットで営む店。名物はかぼちゃプリン。各テーブルのお客さんと親しげに話しながら店を駆け回る人柄で、旅行者が集まります。

これから

店の売上拡大に加え、土産の開発やローカル向け食堂、ツアー業の強化を計画。「予想もできない毎日が刺激的」と、経済的な不安も楽しみに変えています。

※本記事には料金・店舗・連絡先など時点によって変わる情報が含まれます。最新の状況は各施設・公的機関の一次情報をご確認ください。

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